『タトゥーがあるけど、温泉に入りたい..』ってことありますよね。
タトゥーや刺青を入れている方のしがらみとして、様々な施設利用の制限があります。特に、肌を露出する温泉施設のような公共施設はNGになることが多いです。
タトゥーに関して少々寛容ではない日本ですが、それはなぜなのでしょうか?
今回は、温泉施設でタトゥーが敬遠される理由や、施設利用に関する情報をタトゥーを入れている管理者だからこその目線で紹介していきます!
なぜ日本はタトゥーや刺青(入れ墨)に対して厳しいのか?
タトゥー/刺青 = 反社会的勢力というイメージ
日本では、タトゥーや刺青が反社会的勢力の象徴として認識されてきたという歴史があります。暴力団員が組織の一員であることを示すために、体に大きな刺青を入れることが多かったため、一般の人々にとってタトゥーは恐怖や威圧感を与えるものと捉えられてきました。
特に、日本には昔からヤクザ映画やVシネマなどの映像表現を通じて、ヤクザ=彫り物というイメージが定型化した面はあるのかなと思います。

また、一説としては反社会勢力の死体、顔がわからないときに、刺青のデザインで識別するという説もあります。
参考:https://bunshun.jp/articles/-/43577?page=2
そう考えると、やはりファッションタトゥーだとしても体に絵が入っていること自体に威圧感を与えてしまうのかなと思いますね。
他の利用客からの苦情
温泉施設にとって、お客様に快適に過ごしてもらうことは何よりも大切です。そのため、他の利用客からの苦情やトラブルを避けるために、タトゥーを入れている人の利用を制限している場合があります。
前述したように、タトゥーに対して否定的なイメージを持つ人は少なくありません。そのため、「タトゥーを入れている人がいると不快な思いをする」「子どもに悪影響ではないか」といった意見が出てしまうことがあります。
温泉施設は、お客様にリラックスして過ごせる空間を提供する責任があります。そのため、トラブルを避けるために、やむを得ずタトゥーを制限しているという事情も理解する必要があるでしょう。
現代の日本のタトゥーに対する意識変化は?

日本では、タトゥーに対してネガティブなイメージを持つ人が一定数存在することが、温泉施設でタトゥーが制限される大きな要因となっています。しかし、近年では、タトゥーに対する意識は少しずつ変化してきています。
若い世代を中心にタトゥーへの抵抗感は減少
若い世代を中心に、ファッションや自己表現の一環としてタトゥーを入れる人が増えています。SNSなどを通じて、海外のタトゥー文化に触れる機会が増えたことや、タトゥーを入れることに対する抵抗感が薄れてきたことが背景にあると考えられます。そのため、タトゥーに対する価値観が多様化している現代において、一括りに「タトゥー=怖い」と決めつけることは難しくなってきています。
しっかりとした調査データはありませんが、調査会社がタトゥーを入れている人口を調べた中で、日本の人口の約2%が入れているののではないかという調査がありました。
日本の人口が約1.2億人×2%=2,400人。ファッションタトゥーが流行しているとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。 そのため、まだまだタトゥーが入っている人への物珍しさは残っていそうかなと思います。
海外ではファッションや文化として広く受け入れられている
日本と比べて、海外ではタトゥーに対する抵抗感が低く、ファッションや文化として広く受け入れられています。例えば、アメリカでは人口の約3割がタトゥーを入れているという調査結果もあり、タトゥーを入れることは特別なことではありません。
特に近年ではインバウンドが盛んで、訪日外国人の海外旅行者が増えることで異文化理解が進み、日本でもタトゥーに対する見方が変わっていくことが期待されます。
タトゥーを入れていても温泉施設を利用したい時に考えるべきこと!

「じゃあ、タトゥーを入れている人は、温泉を諦めるしかないの…?」
そんなことはありません!タトゥーを入れていても温泉を楽しめる方法はあるんです。近年では、タトゥーに対する意識の変化に伴い、施設側の対応も柔軟になってきています。
タトゥーOKの温泉施設も増加中
近年では、タトゥーを入れていても利用できる温泉施設が増加しています。特に、外国人観光客が多い地域や、若者をターゲットにしたおしゃれな温泉施設では、タトゥーOKの施設が増えています。
タトゥーOKの温泉施設を探す際には、専門サイトを利用するのが便利です。この記事を紹介しているサイトでは、地域や施設のタイプ(ホテル・旅館・温泉・プールなど)など、様々な条件で検索することができます。
そのようなサイトを活用するうえで注意してほしいことも紹介します!
タトゥーがOKの温泉施設かを確認
せっかく温泉を楽しみに観光に行ったのに、タトゥーのせいで予定を変更しなければならなくなった。。。!などの最悪な状況を回避するために事前に確認をしましょう。「温泉施設のサイトの情報が古くて間違っていた」なんてこともなくはないため、サイトの情報にプラスして温泉施設に電話で直接確認を取ることもおススメします。
シールなどで隠せれば利用がOKかの確認
タトゥーがもしNGだとしても、ワンポイントくらいの大きさであればシールで隠すことで利用できる温泉施設もあります。そのため、タトゥーはNGだと記載があったとしても、気に入った温泉施設なのであればシールで隠せば利用ができるかの確認も必ずすると良いと思います。
また、ワンポイントではなく少し大きめのタトゥーだとしても、シールを2~3枚貼って隠せばOKとしている温泉施設もあるので、こういったことも確認することをおススメします。
タトゥーOKの施設でも、他者への配慮をする
前述のとおり、日本にはタトゥーや刺青に対してネガティブな印象を持つ文化がある中で、『だからタトゥーを入れてる奴は』と思われないような利用を心がけることを強く意識してほしいなと思います。
もしタトゥーOKの施設だとしても、周りの方はタトゥーを入れていない方の割合の方が多いです。その中で、やはり物珍しそうに目線を感じることも結構多いです。
その際に、気持ちを大きくしたり、大々的に見せびらかしたり、大きな声を出したりするなど、ネガティブな印象通りの行動を起こすことは、自分だけでなく他のタトゥーを入れている方が世間一般でのイメージに巻き込まれることになります。
温泉施設はリラックスのために利用する人の集まりです。タトゥーを入れている人も入れていない人も、お互いが気持ちよく過ごせるような利用を心がけることが、タトゥーを入れた人の最低限の配慮になると思っています。
まとめ
今回は、温泉施設でタトゥーが敬遠される理由や、タトゥーを入れていても温泉を楽しむ方法について解説しました。温泉は、日々の疲れを癒し、心身ともにリフレッシュできる素晴らしい場所です。一人ひとりがマナーを守り、お互いに気持ちよく温泉に入れるように、今回の内容を参考にしていただけたら嬉しいです。


コメント